愛媛県在住。
S59年11月11日生まれAB型の中年シーバスアングラー。
本業は月曜日から土曜日まで現場作業。移動式クレーンや固定式クレーン、5t未満の小型重機から300tを超える大型重機まで幅広く扱う。肉体労働も並行してあり、危険作業も多くあり死のうと思えばいつでも死ねる現場。そんな日々の傍らで時間を作り釣りをしている。日中の時間は本業で使い切る事もあって釣りに関してはナイトゲームがメイン。
一回の釣行の時間は、基本的には二時間程。釣れるまで頑張るスタイルは好まないので基本的には釣行時間は短くジアイを見立て絞る釣行スタイル。そして見立てを外す事の方が多い為、ボウズの釣行もすごく多い。
またホームの釣りに異常な程のこだわりを持ち、遠征などホームから離れた釣りは基本しない。その恩恵としては、ホームのシーバスフィッシングに関して少しづつ精通するようになった。通年を通して誰も頼らず、確信を持って自分の釣りを展開できるようになったのは僕のシーバスフィッシングには大きな成長だったかに思う。が、その反面シーバスフィッシング以外の経験値が少なく、とても視野の狭い釣りをしていて釣り人としての成長はとても遅い。
フィールドは来島海峡をホームとして、通年シーバスに照準をあてて日々奮闘している。また、ショアから真鯛を釣る事もシーバスと並行して研究中。数年前からショアの真鯛を狙って釣る事に意識を向け始めて、少しづつサイズや数ともに伸ばす事ができてきている。
独りを好むタイプで人見知り、基本的には人と関わる事が得意ではない。社会人として広く人と関わりを持つ事はメリットが多い事は重々承知ではあるが、そういう問題ではない。そういう事もあってか、ソロ釣行がメイン。仲間といえる人は片手でも余る程しかいない。そして、無理に欲しくもない。いつのまにかずっと一緒にいるくらいで僕はちょうどいい。
BlueBlueに所属するまではグループの勧誘などは全て断ってきた。しかしここで矛盾がある。グループや釣り人の輪などにも全く興味がなく、属する事を好まないのになぜ全国の釣り人が集うBlueBlueに所属したのか。BlueBlueに所属するまでの経緯は、簡単に言えばオーディションに応募し合格。そして今に至る。
属する事を好まないのにオーディションに応募した動機としては、【業界がどんなものなのか見てみたい】【ルアーが商品になるまでの過程を見てみたい】【釣りをとことん遊ぶなら一度は経験してみたい】といった感じ。
要は興味本位であり、【業界で有名になる】だとか【誰かを超えたい】だとか【釣り業界を盛り上げたい】など、胸を張って言える動機や目標などは一切無かった。志をもち挑んでいる人達が集う中、なんとも情けないというか申し訳ない内容の動機だが事実。当時はそうだった。ただ、ブローウィン140Sは誰よりも体で知り、体で覚えているとは自負していた。それだけは胸を張って言える事だった。もしかしたら、ただただブローウィン140Sが好きな事が、BlueBlueオーディションに応募した一番の動機だったのかもしれない。
Baricraftに関しては、語り出せばとても長くなる。
ホームのシーバスフィッシングの先人である山先亮一氏。山先氏はBaricraftのルアービルダーであり、スプーナーの生みの親。
来島海峡のシーバスフィッシングを知っていくうちに、絶対に外せないのが【流れ】というファクターだ。ホームの釣りでそこを研究していくと必然的に結びつくシーバスアングラーが山先亮一氏だと僕は思っている。
YouTubeで山先氏を知り、カメラの向こう側にいる山先氏を見てホームのシーバスフィッシングに秘めた可能性を知り、それを自分の頭と体で知りたくなった。釣り方も聞かず、当然場所も聞かず、擦り切れる程に動画を再生し、動画で山先氏が発する言葉から全てをイメージする。そしてそのイメージを再現する為に連日連夜海に立つ。それはただただひたすらにトライ&エラーの繰り返し。その過程で実際にシーバスが釣れても、それだけではそれが山先氏が語る釣りなのか確信がもてない。確信が持てるとすれば、この狭くも広大なフィールドでその時期そのタイミングその場所で”偶然に”そして”必然に”山先氏と出逢う事。
そしてある夜に一人のシーバスアングラーとポイントがバッティングした。
「山先さんですか?」
「そうです。僕もそうかと思ってましたよ。」
長くなりましたが、自己紹介はこのへんで。
要はシーバスが大好きな釣り人です。