「僕たちみたいな一般人がテスターになるには、どうしたらいいですか?」
インスタグラムのDMを主に、ちょくちょくこんな質問を頂く。
結論は一旦置いといて、少し気になる事に触れたい。
テスターは、一般人だと思う。
まぁ一般人をどう定義するかによって変わるかもしれないけど、それでもテスターは一般人だと思う。
憧れるとなんだかキラキラして見えて、美化したり遠い存在に見えたりしがち。
だけど、テスターはメーカーとユーザーの架け橋。
ある程度の距離感は大切だけど、どちらとも寄り添うべきだと思っている。
その方が自分自身もテスターとして動きやすいってのもある。
あと、意外かもしれないけれどテスターの活動は泥臭い。
SNSではスマートでキラキラに見えるかもしれないけれど、目立つテスターはだいたい泥臭い。
這いずり回って、無理して、痩せ我慢する。
そしてそれは決して美化する事ではなく、すごい事でもない。
メーカーから釣りをサポートしてもらうのだから、活動で対価を払うのは当たり前。
そして、逆もしかり。
個人的にはメーカーとテスターはWin-Winであるべきで、互いに対価と敬意を払い合うべきだと思っている。
重く聞こえるかもしれないけれど、軽い気持ちで挑むと…
「あれ…思ってたのと違う…」
となると思う。
そして、本題である【テスターにはどうすればなれるのか?】について。
これはスカウトやオーディション、またはコネだったり色々なケースがあるかと思う。
ただ、これからテスターを目指す釣り人に大切なのはこんな事ではない。
SNSやブログやYouTubeなど、自分で自分をプロモーションできる場所を出来るだけ準備する事が一番大切。
釣り人としてはもちろん、発信する釣り人としてのベースを自分でしっかり作り育てておく。
メーカーは、ほっといても勝手に有名になっていくくらいの釣り人が欲しいはず。
その事を意識しつつ地道にコツコツ頑張る。
挑む前に、まずはそこからだと思う。
地に足つけて折れずに努力しているうちに、ふと気づいたら目標だったテスターになってるかもしれない。