地磯に茂るヒジキ。
こんな光景を目にすると、いよいよ春の訪れを感じます。大潮の干潮時にはヒジキをとる方々も見受けられ、普段は静かな地磯にも少しばかり活気がでます。これからはサヨリやイカナゴが更に接岸し、そのイカナゴにメバルが狂い、そのメバルに釣り人が夢中になるシーズン。
春は釣り人の活気も上がります。そして、今回の魚もまた春の訪れを知らせてくれるターゲット。昨今では、様々な釣り方が確立されてきていてルアーで狙って釣れるターゲットになった真鯛。鮮やかに輝く紅い魚体に、妖艶な光を放つ蒼いアイシャドウや斑点。
今回は、こんな美しい魚に触れた釣行記録。
ブローウィン165Fでサヨリを演出
朝が苦手なので朝まずめは好きではありませんが、夕まずめは好きです。特にサーフで迎える夕まずめが大好きです。
東を見つめるサーフは夕日を眺める事が出来ず、なんだかもの寂しげに日没を迎えますが西を見つめるサーフは美しい夕日を眺める事ができエネルギーに溢れつつ情緒ある日没を迎えます。だから、私は自然に癒されながら釣れなくても満たされる釣りができます。
よって今回は東のサーフを選択…。
そう…夕日より魚を釣りたかったんですw
サーフと言っても地磯隣接のゴロタワンド。
このポイントは上げも下げも同じ方向に流れが走るポイントです。上げは本流が左から右に、下げは離れた岬によって出来た反転流が左から右に。本流が走る上げの潮の方が、実績は高いですが下げも釣りが成立する為、重宝するポイントです。
ベイトはサヨリ。夜になると、漁師が網を引き野晒しにする為それまでに勝負をつけたいところ。
まずはシャローランナーのプロトから手前をアプローチです。
このプロト、今は低速域が足りなく基本ダウン方向の釣りで使用しています。サヨリパターンはダウン方向の釣りが軸になる為、使用頻度は高め。ですが、今は反応がなし。というより、ボラの魚体にばかりコンタクトして釣りになりません。ならば、飛距離を出してボラをかわす事に。使用するルアーはブローウィン165F。
スリムなボディは風の影響を受けにくく安定して飛びます。そして、ロールが主体のアクションはダウン方向の釣りでは暴れすぎず扱いやすいのでサヨリパターンには抜群です。
飛距離を出してダウンに入れてスローにアプローチ。すると…
ガン!
金属的なバイト、そして最後までトルクフルなファイトをしてくれる真鯛。長尺ルアーでは宿命の外がかり。フックが5番という後もあり伸びたり折れたりと痛んでますが、なんとかキャッチです。
いや〜、やはり夜のショア真鯛はとてもドキドキします。視覚的な情報が少ない中、拳の連打を受けるような暴力的なファイト。記憶だけが頼りの地形をかわす立ち回り。最高に楽しませてもらい感謝です。
そしてこの後は続かず、この日の釣りは終了としました。
いまさらトレイシー25の早巻きを知った
休日です。という事は、普段できないデイゲームです。
潮位的にも、タイミング的にもよろしいかと昔は通いに通ったポイントへ。
以前、姪の友人を釣りに誘いサバ、真鯛、メバルなど爆釣しとても喜んでもらえた事を思い出しました。そこそこ魚が濃く、基本イージーなポイントの為に最近はあまり行ってませんが動画に残したくてエントリーです。
釣りが可能な時間は一時間ほど。
ゴープロのバッテリー残量も一時間ほど。
フリッド90S、メタルシャルダスなど一通りアプローチするが無反応。反応もなければ潮も無く、ならばリアクション?そこで普段はやらないトレイシー25の早巻きをしてみました。
すると数投後…
ガン!
やってみるもんですね…なんの反応もなかった立ち位置ですぐに魚が出ました。これは勉強になりました。そして、早巻きから急停止させられるバイトは病みつきになりそうです。
なにより、水が動かない時はルアーを動かす事が大切なのを再認識。そして動画の方はというと…
ファイト前にバッテリー切れw
準備不足で情けない。次回は気をつけます。
その時の動画はこちら
週に2回は動画をアップしていますので、よろしければ高評価、チャンネル登録していただければ嬉しいです。
緊急事態宣言も解除されました。耐えた皆さま、ひとまずお疲れ様でした。
これからもコロナと共存していく道になるかと思いますが、腐らず頑張っていきましょう。そして、やっと釣りに行けますね。どうぞ皆さま、良い釣りを。
それでは今回はこのへんで。
ありがとうございました。