唐突ですが、今日は我が子の運動会とします。
かけっこが終わり、騎馬戦も終わり、次は学年総出のフォークダンス。たくさんの子供たちが輪になり踊ります。親はビデオカメラのレンズ越しに我が子を必死に探します。
「どこだ?どこだ?」
我が子を見つけるのに苦戦する親もいれば、サラッと見つけて一部始終をしっかりとカメラにおさめる親もいます。運動会にガチなベテラン勢は我が子を見つけやすいように工夫してるんですね。蛍光色の運動靴を履かせて目立たせてみたり、どこかに強烈なワンポイントを我が子にいれてます。
その役割を担うのが夜光カラー。無数に湧き上がるベイトの中、ジョルティのストリームライダーはそんな仕事をしてくれます。
別にふざけてないですよw?本当に夜の地磯でストリームライダーはしっかり選ばれてるような気がするんです。そう、気がするだけかもしれません。
今回はそんな釣行。
ストリームライダー
日没から1時間。ジアイと見立てたタイミングにシーバスからの反応は無く、潮止まりが近づくにつれ徐々に本流の流れが弱くなっていました。
暴れすぎて複雑になりすぎた潮は流速がおさまっていくごとに少しづつ素直になっていきます。更に本流の流れが弱くなってくると次は全体的にボヤけていき変化のない潮に変わっていきます。
潮が縦横無尽に駆け巡り、あんなに複雑だった流れが全体的にペターっと落ち着いたタイミングに急に反応が出る魚。真鯛です。
潮止まり直前はショアから真鯛を狙うなら、おさえておきたいジアイの一つです。きっと潮止まり直前には真鯛のレンジ切り替えがあるんだと思います。真鯛が浮くとルアーで釣りやすくなるのは想像しやすいですよね。
「もうこの弱い流れだとジョルティ一択だよな」
ナイトゲームで実績の高いストリームライダーという夜光のジョルティ22をセットしてアプローチします。ポイントは深場が隣接した岬状の地磯エリア。アプローチするあたりの水深は10m程。持論に基づきレンジは刻まないで水面下1m程を引いてきます。うっすらと見える潮目を輪切るようにゆっくりゆっくり。
流れが消えて穏やかになった闇の地磯。自分が音を出さないかぎりほぼほぼ無音のような世界。今、聞こえるのは若干錆びついたラインローラーのシュルシュル音だけ…
そんな静寂の中…最初に音を出したのはやはりオレ。
プッ…
屁だ。
冗談はさておき…
「食った!」
ジ…ジジ…ジャーー!
強烈なファーストラン。その直後にエラ洗いなし。この段階で予測できるのはランカーシーバス、真鯛、何かのスレ。エラ洗いなしの直線的なファーストランはランカーシーバスっぽいと感じましたが途中からスレ説が浮上しました。ただ真鯛の可能性もあるのでドラグは緩め。
とにかく浮かないとにかく引くとにかく重い
出しては巻いての繰り返し。
ナニかとのやりとりも終盤戦…最後になって暴れて暴れてロッドを叩く叩く。
「え、やっぱコレ…」
やっと浮き上がり姿を見ると…
「真鯛やん!しかも口w」
全然スレではなくガッツリ口にかかってましたw慎重に寄せてランディング。
「これ…デカッ」
ジョルティ22ストリームライダー
真鯛と確信した時はドラグ緩めが吉です。今回は確信してませんでしたが。
「もう満足…」これにて終了。今日もまた良い釣りでした。
それではまた…皆さん良い釣りを。
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