いつになくエンピツサヨリが多い今年の夏。
冗談抜きでどこにでもエンピツサヨリがいる訳で。
こうやってベイトとなる魚がいる事はいい事なんだけど、欲を言えばもっと減ってほしいと思ったりする。
サヨリが多すぎてどこでも密度が濃く、狙い所がボヤけて見えにくい。
サヨリが程よい量ならピンポイントにばっちりピントが合って、比較的簡単にかつ狙って鱸が出せる。
でも、今の状況は釣れはするけど狙い所がボヤけているから【狙って釣ったか】と問われると何とも言えないのが正直なところ。
ただ、やはり狙い所としては港湾エリアの常夜灯下は間違いない。
このお盆休みに狙ってみるなら、是非常夜灯下で遊んでみると良いかと思う。
潮位があり水面が近いなら細身のフローティングミノー。
サスペンドなんかもってるなら、尚良い。
スローに引いてきて明るい所でストップして、水面から少し下を浮かず沈まずサスペンドしていると良く魚が出る。
足場が高いなら前傾で耐えるシンキングミノーが近距離で扱いやすい。
そんなこんなで私も、ブローウィン110Sのテストもかねてエンピツサヨリパターンを楽しんでいる。
地磯なんかでは、バイブレーションが効いたりもする。
食われるサヨリと食う鱸の分母が違いすぎて、マッチザベイトでは一生ルアーを選んでくれない事が多いサヨリパターン。
地磯のヨレなんかには常夜灯下なんて話にならないくらいの密度でサヨリが寄せられている事がある。
そんな時は、あえてマッチザベイトから外れたアプローチでルアーを選ばせる意識も大切。
だから、バイブレーションは必要になってくる。
エンピツサヨリがいたら、是非この夏試してみてほしい。
tackle data
ROD バリトーノ87
REEL 14ステラ4000XG
LINE レジンシェラー4 1.5号 耐摩耗ショックリーダー7号