更新が滞っていましたが、しっかり釣りに行っていますし元気です。
色々な所が…。
それはさておき、毎年の事ながら2月、3月はなかなか魚を探すのに苦労する時期でして…。
昨年はそれでも割とコンスタントに魚を出せて、悪くなかったのですが今年はしっかり例年通り。
まぁ…なかなか釣れない。
とは言っても魚はいるんです。
ホームのこの時期は地磯エリアがかなり厳しくなるかわりに、よく風が吹く季節は港湾の調子が上がります。
風向きは伏せておきますが、ベイトが入る風向きとベイトが出ていく風向きがありまして。
ベイトが入る風が数日吹くと、港湾エリアの一気に調子が上がります。
それこそサヨリなんかは、風が吹けば高確率。
ですが…ね。
意地張って地磯ばかりに行っちゃうんです。
そんなもんです。笑
さてさて、今回はそんな釣行記。
サーフはスカーナッシュ
今回立ったフィールドは、なんと砂浜。
冒頭で「意地張って地磯行っちゃう」なんて言ったそばからサーフ行っちゃってます。
でもね、サーフの魚にはサーフの魚の高揚感がありまして。
特に真っ暗闇のオープンエリア。
視覚を捨てて神経研ぎ澄まして探し当てた魚は、めちゃくちゃ高揚します。
波の音しかしない静かな闇の中で、突如としてくるバイトはたまらない。
そんなこんなで、私がブルーブルーのテスターになる前…ひたすら毎日通っていたサーフに来てみました。
とにかく超久しぶり。
数年前とは地形はガラッと変わっているはず。
とりあえず一歩一歩しっかり感触を確認しつつ砂が締まって硬い場所を探します。
砂が硬く締まっている場所は、よく流れが効いている証拠。
そして、リールを巻く手で流れの強弱や向きなどの変化を探します。
と、簡単に言ってみるものの簡単に魚を見つけれる訳ではないですが。
根が点在するサーフなので、根がかりしないナス型オモリをキャストして地形や水深を確認したり。
そんな地味な事をひたすら続けていきます。
そしてふと…
「あぁ、なんか釣れそう」
なんて呟いた後…
ドン!
もうね…
心臓が飛び出るかと思いました…笑
マジで…
まぁでも落ち着いてやりとりします。
根が点在すると言っても、よほど潜られない限り根ズレでやられる心配はないので程よく糸を出しながらファイト。
荒い砂を体に纏いながらズリ上がってきたのは、綺麗な鱸。
いやー、最高でした。
やはりサーフの魚は特別な高揚感がありました。
サーフでジャーキング?
現在開発中のプロトルアーであるブローウィン110s。
フィールドを問わず使っていけるサイズ感のシンキングミノーだから、活躍する事が多くなりそうな予感が今からしています。
この日は、ブローウィン110sを預かってから投げ込んだ結果を工場長にLINEでフィードバックする日。
自分なりに理解した事や改善点などを、可能な限り詳しく書いて送信。
すると…
「その子はジャーキングも素晴らしいので、どんどん可愛がってください」
と返信が…
「確か足の短いジャーキングアクションで、短い距離をネチネチ長く誘える感じだったよな…。気になる…。」
気になる事は、なるべく早く試す。
その日のサーフはジャーキングオンリーでいく事に。
50mも飛距離を出せば、15m以上水深があるようなドン深サーフ。
いちいちボトムとったり遠くのブレイクまで狙ってたら時間がいくらあっても足りないので、波打ち際から数メートル先のブレイクを照準を当ててアプローチ。
ちょっと飛ばしてジャーキングを繰り返す事、数十分…
ビュンッ…ビュンッ…ビュンッ…ドン!
ジャーキングのシャクった時には魚がのってた時の感覚ってクセになる。
近距離なので一気にランディング。
上がってきたのは、綺麗な鱸。
「なるほど…確かに釣れた」
この釣りも、研究しても楽しいかもしれない。