流れのシーバスにペニーサックはマスト

釣行記録

今回の釣行。

久しぶりに他メーカーのルアーを使いました。ブルーブルーとバリクラフトに関わるまでは‘激流の釣りといえばコレ投げとけば間違いない”と言っても過言ではないくらいに使用度と信頼度が高かったルアー。いや、高かったと言えば過去形になってしまいますね。使用度は限りなくゼロに近くなりましたが、今も変わらず信頼度は高いルアーです。使用度はゼロに近いのにボックスに入ってるルアーって考えると、どれほど僕が信頼してるかわかると思います。今回、使用した理由でもそう。もう、コレに頼らざるを得なかった。今回はそんな釣行記録。

意気揚々×意気消沈

今回入ったポイントは前回とはまた違うエリアで、年に数回程しか訪れないポイント。実はこのポイント…いまだかつてボウズで終わった事がないポイントで僕の中ではA級クラスの位置づけです。なのになぜ年に数回しか来ないのか?それは…まず自宅から遠い事と、ポイントへ入れるタイミングが限定的な事と、魚は釣れるがほぼ単発で終わる事。こんな理由から素晴らしいポイントだけど、通えていないのです。まぁ単発で終わるってのは、僕の力不足からそうなっているのでしょうが。

今回は連休という事もあり、タイミングを合わせ久しぶりに入ってみました。先程にも書いた通り、このポイントでボウズだった事がなくポイントまでの道中はもう釣れた気でいっぱい。

「このタイミングだとアソコに立って、こう流れてるからココへ入れてアノ水中にある大きなシモリ付近にルアーを届けたら一発だろ」

といった感じで楽勝モード。

久しぶりの釣りをニ回連続ランカーにして気持ちよくなる!…そんな甘い考えで運転しているのでした。自然相手の釣りがそんなにうまくいく訳がないのにねw

さて、ポイントに到着です。

立ち位置は予定通りで、流れの強度は予想通り。釣果の方も予定通りの予想通りいくはず…

まずはブローウィン140Sをセットです。段階的に変動する潮位はすなわち、流れの強弱もまた段階的となるという事。流れが強すぎる時はブローウィン140S、流れが弱くなる時はスカーナッシュ140F。そんなローテーションをする予定。

今は流れが強烈。だからブローウィン140S一択でした。

そして一投目…

二投目…

三投目…

いざ蓋を開けてみると無反応の時間が30分以上続いてました。そして、少し流れが弱くなったタイミング。ブローウィン140Sからスカーナッシュ140Fへルアーチェンジです。

「これならどう?」

ブローウィン140Sよりもファットなシルエットのスカーナッシュ140F。レンジは少し上がるけど、緩い流れではブローウィン140Sよりも輝くケースがあります。

一投目…

二投目…

三投目…

無反応。

「やばいな、潮位が上がりもう立ち位置が無くなってきてる…」

「あと30分以内に切り上げないと帰れなくなる」

「まじか…」

ツートップ

また流れが強くなってきました。再びブローウィン140Sへルアーチェンジ。

が、シーバスからの反応はありません。これまで釣れていないどころかバイトすら無い状況。

「まいったな…」

「めちゃくちゃ流れ飛んでるし、久しぶりに使うか」

セットしたルアーはペニーサックタングステン。

スリム系のブローウィン140Sから、ファットなペニーサックへ。

カチャカチャと高い音を出すブローウィン140Sから、ゴトゴトと低い音を出すペニーサックへ。

強い流れの釣りで信頼度が高い二つのルアー。僕の中でのツートップ。絶対的信頼のブローウィン140Sで出なかったら絶対的信頼のペニーサックならあるいは…

一投目…

「くるか?」

「いや、きてくれ…」

ドン!

「食った!」

ペニーサックはバーブレス#2フックの二発搭載で大型を照準にあてた使用。なんの躊躇なく巻きあわせと、ロッドでのあわせ二段攻め。ディアルーナ100MHの硬さはフッキングの強度ロスを減らし、無理矢理なファイトにも中断性のソレとは違った意味でリニアに対応してくれる。ディアルーナは、気は効かないヤツだけど言われた事を確実にこなすんです。

そして、安くて品質の良いピットブル4の1.5号。コストパフォーマンスは抜群です。信頼できる強度はファイトから不安を排除してくれます。

一気に寄せてランディング。

「でか…」

「これ、またランカーやん」

今回はペニーサックに助けられました。こんな事があるから、ペニーサックは一軍から外せない。使うか使わないかは別として、やはりこれからもボックスに入ってるんだろうな。

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