唐突ですが、ワームって凄いですよね。
いや、凄いというか状況次第でワームにしか反応させられない鱸っているんだなって再認識。それはもちろん逆も然りですが。
一度の釣行の中で、その日その時にアジャストすべく様々なルアーを使い分けて鱸を探していくのが基本的な鱸釣りの流れですよね。でも、ハードプラグの中だけでもトップやミノー、バイブレーション…更にアクションの違いやレンジの違いなどを意識しすぎると、やる事が多すぎてまるで時間がたりません。
だからその辺は自分の好みやそのポイントでの実績、または経験に基づく勘などで必要としないルアーはドンドンはぶいていきますよね。必要と感じれば、次回から持ち歩けばいいですし。
でもワームだけはね…
ワームだけは必ず毎回持ち歩こうと思うようになりました。だってプラグでさんざん攻めて魚を出せなかったけど、ジョルティに変えたら一撃だったってケースが多すぎました。これはこのワームだから釣れたなんてオカルトみたいな話がしたい訳ではありませんよ?
別に他メーカーのワームでもいいし、好きなワーム使えばいいんですから。
ただただワームは必ず持ち歩くべきだなと言いたいんです。
今回もこんな感じで。
散々プラグで撃ちまくった末、反応がとれなかった後なんですが…
ワームに変えると数投でヒット。
ヒットルアーはジョルティ22。
22gの重心移動タイプのジグヘッドに強度のあるシャッドテールワームです。トレブルフック2つ搭載でフッキングしやすく多少フックサイズのアップも可能。
地磯での使用感は抜群です。そしてナイトゲームはストリームライダーというカラーがおススメです。夜光は餌との差別化をはかって選ばせる事に関してとても効果があると思います。
と、こんな感じでワームの必要性を再認識した訳です。
そして話は変わって新しく預かったプロトの投げ込み釣行へ。既存のブルーブルールアーでは再現できていなかった釣りがいよいよ…といった感じです。懐かしくもあり、とても高揚した釣行でした。
ブルーブルーにありそうでなかったジャンル
午前中の業務を終え帰宅するとポストに茶封筒がありました。
「お、これはきっと」
ポストから取り出し裏面を見てみるとBlue Blueの印。
早速開封し中身を確認すると…
シャローランナー…。
パッと見はウルングマのようだけど、なんとなくウルングマより全体的に低速よりのリトリーブバンドでウォブリング強め?
初見なので漠然としたイメージですが、レンジに関してはハッキリしているので使い所には悩みません。とにかく現場で使ってこのプロトを知る事にします。
そして夜…
久しぶりに岬隣接のゴロタエリアへ。
岬付近の水深は深めですが、隣接するゴロタはこの時の潮位では1m未満のシャローエリア。
そしてブレイク周辺に大きなシモリが多数ある良い鱸の着き場。スカーナッシュ120Fの投げ込みをしている時に少し通ったポイントです。確かフックを4番にサイズダウンしてデッドスローで使ってました。そしてこのポイント、昔はこの時期と春先にコモモで良い釣りができていたんです。
ブルーブルーのルアーばかりを使うようになって少し遠ざかっていたポイントですがプロトを眺めているうちに行ってみようかな…と。
あの時の立ち位置で、コモモでたくさん釣って良く知ってる釣れるタイミング。
水面にラインを浸して流れにのせる。ラインはPE1.5号リーダーはフロロ8号。グーっと重量感のある流れにのせて通常より少しレンジが入り水面下40cm付近をフラフラしてるイメージ。
すると…
ドン!
太くていい鱸。
初見のイメージと色々違った使用感。ウルングマより低速よりってのは、今は違ったな…ちょっと次はフロントフックだけ変えてみよう。
とにかくまたブルーブルーが激戦区に挑む事は間違いないですね。また一つ楽しみが増えました。
あ、ちなみにこの鱸は美味しくいただく事に。
昆布締めと、胃袋と浮き袋の茹でたもの。
そして、この鱸が食ってたモノは…
シャローでも食ってんだね。楽しくなりそうです。
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