仕事が終わった後の1時間。
連日のように日没直後までのジアイを遊ぶもサヨリを見失ってからは魚からのコンタクトが取れない日々。
「あれだけいたサヨリはどこに行ったのだろう。」
そんな事を考えながら、たまたま久しぶりに入ったポイントで凄まじい量のサヨリを確認した。
「なになに、こんな所いたんかよ。」
「これはもらったか??」
だけど…
意気揚々と挑むもその日は狙いの魚をキャッチできなかった。
ただ、そこそこ反応はあって翌日からの釣りに期待感があった。
あったのだけど、その翌日にはまたまた綺麗さっぱりサヨリがいなくなっていた。
「なんなんだ?」
…まぁ…でもよくある事ではある。
それから過去の実績場へも数カ所行ってみたのだけど、あれから全くといっていい程にサヨリがいない。
経験上こんな時は青物が日中に食い散らかしてるか、サヨリ漁が行われたかのどちらかだと思っている。
「んー…これはサヨリパターンを夕まずめに探しつつも、夜中あたりには違う釣りをやらないといつまでたってもボウズだぞ」
と少し焦りを感じ、翌日の現場仕事には堪えるが夕まずめは継続しつつ睡眠時間を削り夜中も釣行する事に。
AM2:00
アラームで目覚めて、そのまま地磯へむかう。
こんな時の寝起きはすこぶる体がダルい。
「こんな無理して釣りして釣れなかったらダルいだろー…寝ちゃうか?」
なんて感じで気持ちも乗らないが、どうにかこうにか奮起して動く。
もはや「行きたい」ではなく「行かなきゃ」な釣り。
寝起きの体は動きがめちゃくちゃ悪いから少しストレッチをする。
少しでも体を起こしてやってエントリー。
下げの流れが強くなりつつあるタイミング。
道端に車を止めて足元の流れを見てみると良い流れが走っていた。
「おー…悪くないやん」
流れの強度的にブローウィン140Sからアプローチ。
しっかり潮にラインを食わせて流し巻く。
が…反応がない。
それから手を変え品を変えアプローチするも無反応。
ならばと選んだジョルティ。
なんと一投でヒット!
久しぶりの鱸は嬉しかった。
本当に諦めて帰る前に5分だけジョルティを投げてみてほしい。
良い事あるかも。