テスターとして誇大な表現が嫌いだ。
「◯◯は餌」 「◯◯しか釣れない」
どう考えたって、そんな訳がない。
でも、昔はそんな表現にワクワクしたもんだ。
決して誇大な表現を正当化したい訳じゃないけど、そんなワクワクって釣りの楽しさを加速させてくれる。
昔さ、ハイパーヨーヨーが流行った時によく見かけたワード。
「革命!永遠に回り続けるヨーヨー!」とかって。
子供ながらに、んな訳ない事くらいわかってる。
わかりつつさ、でもわかってないフリしてワクワクにお金を払って楽しんでたなって思い出した。
オモチャってそんな楽しみ方もある。
そんなワクワクがルアーカラーにもあると思ってて。
今回はそんな釣行記。
ジョルティは餌
深夜の地磯。
もっぱら最近のベイトは昼はイワシ、夜はエビやカニ。
少し前まではイカもいたんだけど、もうベイトにはならないサイズも増えている訳で。
そんな訳で、今夜は地磯の湧昇流でエビやカニ食ってるシーバスを狙う。
まぁアプローチとしては湧き上がる流れに対して沈むルアーで調整していくアプローチとオレの中では決まってる。
でも、なぜ湧き上がる流れなのか?
それは湧き上がる流れに乗ってエビやカニが浮上するタイミングでシーバスは餌を食ってるから。
あいつらは賢いからか本能なのか、待ってれば餌が湧いてくる事をよく理解してる。
ただ、シーバスを釣るにあたって無数に湧き上がるベイトの中でルアーを選んでもらうにはどうすべきか。
そんな時に夜光カラーが差別化をはかり、シーバスから選ばれやすいと考えている。
しっかり沈み、どんな方向の流れでも動き、夜光で差別化できる…それがジョルティのストリームライダー。
こいつがしまなみ界隈のこの時期は、餌のように釣れる。
そしてこいつしか釣れない日もある。
と、誇大な表現をしてみたが実際に本当よく釣れる。
オレは夜の地磯ではこのカラーさえあれば問題ないと思っている。
と色々語ったけど本当のところはシーバスのみぞ知る所。
ただ実績としては十分なこのカラー。
今日もジョルティのストリームライダーがオレとシーバスを結んでくれた。
tackle data
ROD バリトーノ87
REEL 14ステラ4000XG
LINE レジンシェラー4 1.5号 耐摩耗ショックリーダー7号