急に春が来たしまなみの海。
季節の進行は例年通りではないから手探りの毎日ではあるけれど、少しずつ鱸に触れる日が増えてきた。
とは言っても、一回の釣行で何匹もの鱸が釣れる訳ではない。
だから毎日釣りに行って、なんなら一日に二回釣りに行って鱸に会いに行きまくっている。
まぁ本当…遊び狂った立派な社会不適合者だ。
そんな事はさておき、最近のしまなみベイト状況から書いていく。
とりあえず確認済みなのはイワシ、イカナゴ、サヨリ、メバルの小さいやつ、アジだ。
で、よく鱸の胃袋に入ってるのはイカナゴ。
これはまぁ季節通りというか、まぁそうだろなって感じ。
ただ、ちょっと面白い話がある。
ちょっと想像してほしい。
真っ暗のサーフでライトを少し照らしてみると辺りはサヨリだらけだ。
少し沖の方では、時折サヨリが群れで水面から飛び出し鱸が追ってる感じの様子も伺える。
「こりゃ完全にサヨリパターンだな」
選んだルアーはブローウィン165F。
サヨリパターンで実績あるミノーだ。
何かに追われてビビって逃げまるサヨリの群れ。
ダウンに流してサヨリとブローウィンの頭の向きを合わせてアプローチ。
流して巻いて止めてドン!
釣り上げたのは良いサイズの鱸。
コンディションもよくて美味そうだからキープ。
ついでに鱸の胃袋を確認してみると…
何やら訳のわからん小魚。
いやぁ…流石に笑ったね。
サヨリは自分が追われてると勘違いして逃げまくってたけど、実は全く鱸に狙われていない。
これって、釣り人からしたら完全にサヨリパターンだと勘違いすると思う。
けど、やっぱり海の中はわからんないもんだなぁって。
あとサヨリの優先順位ってそんな低いのか?って。
まぁこんな感じで春を楽しんでいる今日このごろ。