鬼門を越えろ!

釣行記録

私には子供が三人いて、一番下の女の子は小学生5年生。

もうすっかり手がかからないくらいにしっかりしていて、私からは何も言う事はない。

私が毎日17時すぎに児童クラブへ迎えに行くのだけれど、その時には必ず宿題は終わらせている。

そして、帰宅するとすぐに時間割を済ませて翌日着る制服などをしっかり用意してランドセルの上に置く。

学校でいるものは早々に教えてくれるし、連絡物もすぐに出す。

成績も優秀だし、毎日22時には就寝し学校を休んだ事は一度もない。

何より可愛い。

察しがいい人はそろそろお気付きだろう。

そう、私は親バカだ。

そして、いまだに毎日一緒に寝ている。

寝顔を見ていると、それだけで人生がハッピーだと感じる。

とまぁ…そんな感じで全く手がかからないから、今は私の自由時間が増えてきた。

まぁもともと自由人ではあるけれど。

そんなこんなでこの日も夕方に1時間だけ釣りに行ってきた。

狙いは青物か真鯛。

鱸はデイゲームではちょっと厳しい季節だからお預け。

使うルアーはトップウォータープラグがメイン。

ポイントはちょっと開拓というか、ミノーなどで実績あるポイントでトップに反応する魚はいるのか?てな釣り。

というか、トップに反応がいい時間帯やスポットを探している感じ。

まぁこの日は見事に見立ては外して、完全ノーバイトに終わったのだけど。

これはこれで大切な情報。

詰めていく為には、釣れなかった情報が必要だから。

ただ、魚に触れていないからスッキリはしていない。

釣りに行くからにはそりゃ魚に触れたい。

翌日も現場仕事だから体力温存で睡眠バッチリでいたいが、魚に触れたいから頑張って夜中に釣りへ。

「あぁ…絶対明日はキツいなぁ」

なんてわかっていても行っちゃうんだから、本当に釣りにハマってんなぁと思う訳で。

そして釣りはと言うと…

まるで反応がない。笑

まぁ夏の地磯ナイトゲームはサヨリがいないとキツいのは知ってる。

「そんなもんよねぇ」

なんて考えながらも、魚に触れたいから頑張って夜中に釣りに来てんだから一匹は釣りたい。

簡単には諦めがつかない。

出来る限り自分の引き出しを開けまくって足掻いてみる。

が…

無反応。

「ダメだな…」

「まぁでも、諦めて帰るまでに5分だけジョルティ巻いてみるか」

なんていつものやつをやってみる。

実際には5分もたたないうちに結果は出るもんで。

嬉しい!

こいつに触れたかった。

青物や真鯛もいいけど、やはり鱸もまたカッコイイ魚だ。

そして翌日は子供達の夕食を済ませた後に、少しだけ港湾をグルッと周ってみた。

港湾を周る目的は季節の進行具合をチェックする事。

あちこち周っていると、あるベイトが例年通り入ってきてた。

ならばと出向いた港湾隣接の小磯エリア。

あまり流れが効かない方がいいベイトパターン。

潮が動き出して上っ面だけ流れが滑り出したタイミングを狙っていく。

港湾の常夜灯が作る沖明暗。

暗い所から明るい所にルアーを出しいく。

ここぞってスポットにミノーを流し巻くと…

いいサイズの鱸。

これがまた季節進むと港湾エリアで爆発的に釣れだす。

まぁでも地磯にまた行っちゃうんだけどね。

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