この日もこの日で慌てず急いで地磯へ車を走らせた。
帰宅するとすぐに着替えて、車へ釣り道具をブチ込んで家を出た。
というのも、最近は日が経つごとに日照時間が短くなってきているような気がする。
あれよあれよと言う間に18時を過ぎる頃には辺りが薄らと暗くなってきて、18時30分になる前に完全に日没。
そんな感じ。
私の本業は基本17時に終わるから、デイゲームをするなら釣りが出来る時間は1時間もない。
あ、ナイトゲームは全然できる。
2時間でも3時間でもナイトゲームはできる。
ただ、この日も潮周り的にトップウォーターデイゲームで遊びたかった。
だからこの日も17時30分頃に地磯へ入って、18時10分頃には納竿となる短時間釣行プラン。
駐車場に車を止めて地磯へ歩きながらインボイス制度についてYouTubeで勉強。
「要は免税事業者への増税だろ?」なんて考えながら歩いていた。
そうこうしているとポイントへ到着。
まぁもう…通い慣れたホームの釣りだから、潮位的なジアイはわかってるし魚がいる場所もいくつか察しがつく。
さらに夕まずめというゴールデンタイムで、何かと勝負が早いトップウォーター。
一ヶ所で粘らずにガンガンあちこち攻めて反応がいい魚を探していく。
やはりこの日も勝負は早かった。
これがトップウォーターの良い所。
潮の表情が急に変わり始めた瞬間だった。
「あー、今トップ投げてくれって表情だな」
なんて考えながら、ガチペン130をダイブさせた瞬間に水面をブチ破りヒット!
巻ける時に巻いて、耐える時は耐えてを繰り返しキャッチ!
食ってきたのは良型の真鯛。
見立てた時間とポイントで、誘い出して食わせた濃い過程がある真鯛。
狙って釣った感があって最高だった。
そしてこの日は日没をむかえ納竿とした。
後日は違うポイントへ入ってみた。
この日のポイントはトップの釣りはまだまだ実績を出せていなく言わば開拓中のポイント。
ゴロタシャローエリアで程よく流れがある。
所々に魚が身を潜める事ができそうなシモリも点在している。
「なかなか釣れないけど雰囲気はあるよなー」
なんて言いながらアプローチ開始。
これもまた勝負が早かった。笑
ガチポップ100(プロト)を投げて、水面の小波を砕きながらポッピング。
すると…竿先をひったくるようなバイト!
食ってきたのはカッコイイ黒鯛だった。
100mmサイズのポッパーにも黒鯛は反応してくれるから、これまた楽しいターゲット。
ここからは、またまた開拓という事でランガンスタイル。
投げては歩き…投げては歩き。
そうこうしているうちに風が強くなってきた。
「風向き変わったし、まだまだ風強くなりそうだな…」
一抹の不安を感じるが、この後そんな不安も吹き飛ぶ出来事が起こった。
続く…